第19回 日本義肢装具士協会学術大会

会長挨拶

関先生

関 宏三

第19回日本義肢装具士協会学術大会の開催に当たりまして、大会を代表してご挨拶を申し上げます。

ご挨拶の前に、本年3月11日に発生しました東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。また、福島第一原発事故で被害に合われている皆様に対しましてもお見舞い申し上げまして、1日も早い復興、沈静化をお祈り申し上げます。

国を揺るがす大変な状況の中で、復興に向けての動きが大きな進展を見せ、被災された皆様が震災前の生活を取り戻すには、時間がかかることだと思います。震災から数ヶ月が経ちましたが、今もまだ避難所生活を送られている被災者の方々の映像を見ると、心が痛みます。津波による被害の大きさ、そして入り組んだ地形が津波の威力を大きくするなど、我々の想定外の出来事が現実に起きたのだという自然災害への恐怖。でも、それを乗り越えていく力は日本という国全体が持っていると思います。

さて、今大会のテーマは「地域に密着した福祉とは?」といたしまして、わが国のそれぞれの地域で行われている地域医療・地域福祉というものにスポットを当てて、その地域の特色を生かした医療・福祉について各方面から講師の先生をお招きして、ご講演をいただくプログラムを組んでおります。

札幌コンベンションセンターの大ホール・中ホールなどを利用して開催する予定です。コンベンションセンターへは、地下鉄東西線でアクセスができ、札幌の中心部からでも車で約10分で来ることが出来る場所にあります。

スタッフ一同、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

現在、準備中です。決定次第当ホームページでご案内いたします。

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